体の傷を早く治すための栄養素と食べ物
こんにちは(^^♪西区接骨院です
当院には骨盤矯正や姿勢矯正にみえる方のほかにも、スポーツをやっていて体のケアにみえる方もいます。
スポーツには様々な怪我のリスクが潜んでおり、当院では筋肉の疲れや痛みをとったりする電気治療などを行っておりますが、擦り傷や切り傷もスポーツにはつきものですよね( ;∀;)
もし怪我をしたら早く回復させるために清潔に保つ・睡眠をとり疲れをとることも大切ですが、食事内容も重要です。
今回は怪我(擦り傷、切り傷、刺し傷系)を早く回復させる効果のある栄養素や食事についてお伝えします。
もし、あなたやあなたの周りで怪我に悩んでいる方がいたらご活用ください!
傷とは
傷とはどのような状態でしょうか?
皮膚(肌)の破損を伴う損傷。
つまり、外部からのなんらかの力で皮膚が切れる・削れる・裂けるなどして組織が壊れている状態です。
その際に血管が切れると出血し、赤く腫れて痛みが出たり、熱をもち炎症が起こります。
※傷を負ったときは流水で幹部をきれいに洗い流すことが基本。
傷の回復に特に必要な栄養素と食べ物
傷を回復するために不要な栄養素はありませんが、しいて言うならば【タンパク質・鉄・ビタミンA,C,E】を食事からしっかりとることがポイントです。
それぞれの栄養素の働きと食材をご紹介いたします。
【タンパク質】
働き:筋肉や皮膚、血管などを作る材料
肌の細胞は28~50日(表層は14日前後)で生まれ変わるといわれていますが、肌の材料であるタンパク質が不足していたらより時間がかかるでしょう。
≪タンパク質を多く含む食材≫
・卵、肉類、魚介類(イカやカニなども含む)
・大豆類(加工食品は豆腐、厚揚げ、がんもどき、高野豆腐、おから、納豆、湯葉、きなこなど)
【鉄】
働き:出血で失う血を補い、傷の修復に必要な酸素を運ぶ
不足すると爪が白っぽくなる、薄くなる、息が上がりやすくなることがあります。
鉄分は出血以外にも汗として一緒に流れ出るので、汗をよくかく夏場は不足しやすい栄養素の1つでもあります。
≪鉄を多く含む食材≫
・魚類(特にイワシ、ししゃも、サンマ、カツオ、マグロ、鮭)、肉類(特にレバー類)、納豆、ひじき
【ビタミンA】
働き:傷口の粘膜の強化&肌の新陳代謝(ターンオーバー)の促進。
上記のほか、目の疲れにも効くといわれるビタミンA。
不足すると肌がカサカサ(乾燥)したり、目の疲れなどが起こりえます。
≪ビタミンAを多く含む食材≫
モロヘイヤ、明日葉、ホウレンソウ、小松菜、春菊、ニラ、ダイコンや株の葉、ニンジン、トマト、かぼちゃ
【ビタミンC】
働き:免疫力の強化
多くの果物はビタミンCが豊富なので「風邪をひいたら果物!」と言われているのかもしれませんね。
この他、ビタミンCは肌の構成成分・コラーゲンの形成に関与します。
体にため込むことが難しいので、毎日の食事からの摂取が重要なビタミンです。
≪ビタミンCを多く含む食材≫
果物類、ピーマン類、ブロッコリー、キャベツ、ゴーヤ
【ビタミンE】
働き:皮膚の抵抗力を高める
この他、紫外線防御効果もあり今の時期にはぜひすすんで摂取していきたい栄養素ですね(^^)/
また、ビタミンEはナッツに多く含まれますが、よく噛むことを心がけてください。
怪我をしているときは胃腸の消化機能が低下することも多いので、あまり消化の良くないナッツはよく噛み、消化器への負担を減らすことがポイントです。
≪ビタミンEを多く含む食材≫
オリーブ、ナッツ類(アーモンド、ピーナッツなど)、ダイコンの葉
傷口を早く回復させるために必要な栄養素を強いて言うならば【タンパク質・鉄・ビタミンA,C,E】
私たちの体は食べたものからできているので、早くけがを回復するためには食事も大切です。
この記事が怪我をしたみなさんへ役立つことを願っています!