睡眠不足とダイエット
こんにちは(^^♪西区接骨院です
忙しくてゆっくり寝てられなかったり、寒さなどから寝付けなかったり、睡眠不足の方も多いと思います。
ご来院いただいている患者様からも、よく睡眠不足だと伺います。
「睡眠不足が続くと太る」というのを聞いたことはあるでしょうか?
起きている時間が寝ている時間よりも長くなると、より多くのエネルギーを消費するので、痩せてもいいような気もしますが、太ってしまうのはなぜなのでしょうか?
睡眠不足と言いますが、体が睡眠不足だと感じる目安時間はどれくらいかご存知ですか?
体が睡眠不足だと感じるボーダーラインは5時間とされています。
具体的には眠い・だるい・からだが重いといった症状がみられ、頭痛がする人もいることでしょう。
とはいえ、5時間以上寝たら満足するかというと、そうともいえません。
5時間というのは、あくまでも睡眠不足だと感じるボーダーラインであって、理想とする睡眠時間ではないからです。
健康的な生活を送るための最適な睡眠時間は、7~8時間と言われています。
平日は睡眠時間が少なく、週末に多く寝る、という人もいると思いますが、連日の睡眠時間が5時間未満では週末の睡眠だけで疲労を回復することができなくなってしまいます。
最低でも6時間は眠るようにしましょう(^ω^)!
睡眠不足が続くと、疲労が蓄積され、ミスが増えるなどの作業効率も落ち、心身の不調が現れてしまいます。
睡眠不足だと太るとはいわれますが、現時点では睡眠不足が肥満の直接的な原因になる、という科学的根拠はありません。
では、なぜ睡眠不足になると太ると言われているのでしょうか?
なぜかというと、睡眠中に分泌されて代謝に関係するホルモンの分泌量に関係しています。
そのホルモンというのが
- 成長ホルモン
- レプチン
- グレリン
の3つです。
成長ホルモンは代謝を増進させて、とったエネルギーを効率的に消費されるように働きかけてくれます。
睡眠が不足すると、成長ホルモンの分泌が落ちるため、代謝が下がります。
レプチンは、食欲を抑えるホルモンです。
こちらも睡眠不足で分泌が不足します。
レプチンが不足すると、満福中枢が上手く働かなくなってしまうため、食べ過ぎてしまいます。
グレリンは食欲を増進させるホルモンです。
睡眠不足で分泌が増えます。
これらのホルモンの働きから、代謝が悪い状態にありながら食欲が増し、しかも満腹感が得られないため、食べ過ぎるという状況になってしまい、太ってしまうのです(*_*)!
これまでの研究で、4時間睡眠の人は、7時間睡眠の人に比べて2倍太りやすくなるそうです。
ただし、寝すぎもだめだそうで、8時間半以上寝てしまうと太る傾向になっていき、10時間を超えると急に太りやすくなるそうです。
また寝る時間は関係ないですが、起きる時間が不規則になると、毎朝同じ時間に起きている人に比べて、太りやすくなるという研究結果も出ているそうです。
ダイエットをしたい方は、6~8時間の睡眠をとるように心がけて、朝は同じ時間に起きるようにすることで、痩せやすい身体づくりができるそうです。
規則正しい生活を心がけていきましょう!