昼寝の時間はどれくらいが最適なの?
こんにちは(^^♪西区接骨院です
まだまだ暑いですが、明日からは9月に入りますね(´ρ`)
涼しくなるのは嬉しいですが、エアコンの効いた部屋で毛布をかぶってお昼寝をする幸せが徐々になくなりそうです…。
皆さんは日常的に「昼寝」をしますか?
どうしても日中の眠気が辛いとき、少しだけ仮眠をすると頭がすっきりして集中力や注意力が向上します。
ただし難しいのが長すぎる昼寝はNGだということ…:;(∩´﹏`∩);:
昼寝が長すぎると、かえって脳が寝る体制となり、眠気が増してしまいます。
日中の眠気を解消するために仮眠をとりたいとき、どれくらいの時間にすればよいのでしょうか?
1.なぜ昼間に眠くなるのか
日中は自律神経のうち、心身を興奮させる交感神経が優位になっているため、眠気が生じづらいはずです。
昼間に眠くなる原因はいくつかありますが、その代表的なものを紹介していきます。
☆睡眠不足・睡眠負債
まず考えられるのは睡眠不足!
前日、つい夜更かしをしてしまった、忙しくて帰りがいつも0時を過ぎる、そういったときは睡眠時間そのものが不足しています。
睡眠時間が足りないと、脳の疲労は回復しきれず、休息が必要な状態が続きます。
そのため、脳を回復させようとして眠気が生じるようになります。
☆意欲の低下
「仕事をしなければならない」「授業をきちんと受けなければならない」、このように意欲があると眠気は自然と抑えられます。
しかし昼食後、満腹感を得ることにより満足感が生じて「意欲の低下」が引き起こされます。
食事を消化、吸収するために副交感神経の働きが優位になることも合わさり、昼食後はどうしても眠気が生じてしまいます。
☆作業の飽き、退屈感
午前中から仕事や勉強をしていて、特定の作業などに飽きてしまい退屈を感じると眠気を生じやすくなります。
会議などで眠気が生じるのと同じ理屈です。
どうしてもやらなければならないと自覚はあるのに、眠気が生じてしまいます。
2.適切な昼寝の時間とは?
どうせだったら眠気が完全に覚めるまで昼寝をしたいものです。
しかし現実問題、そうはいかないですよね…(*_*)
昼休みなどの限られた時間で眠気を解消するためには適切な昼寝の時間を取ることが必要です。
昼寝の時間はどのくらいがよいのでしょうか?
☆昼寝の時間は15~30分程度
思ったよりも短いと感じるかもしれませんが、昼寝の時間は15分から30分程度がベストです。
これはノンレム睡眠(=脳が休んでいる状態)とレム睡眠(脳が働いている状態)の働きによります。
眠気を解消させるにはノンレム睡眠を効率よくとる必要があります。
☆なぜ15分程度なのか
ノンレム睡眠には眠りの深さに応じてステージが1から4に分類されます。
ステージ1:寝付いてから5分後くらいのごく浅い眠り
ステージ2:その後5分から
ステージ3:20分を超えるあたりから
ここを超えるとノンレム睡眠は深い眠りへと入っていきます。
脳が深く眠るために、そのタイミングで起きたとしても、眠気や倦怠感が残ってしまいます。
一方でステージ2までで昼寝を終わらせると、ノンレム睡眠の効果で脳は休息をとれ、また眠り自体もそこまで深くなっていないのでスッキリと起きることが出来ます\(^o^)/
反対に30分を超えて昼寝をしてしまうと、ノンレム睡眠が深くなってしまうので、スッキリと目覚めにくくなってしまいます”(-“”-)”
3.適切な仮眠方法とは?
せっかく仮眠をする時間を作っても、その方法を間違えてしまうとかえって眠気が高まってしまうことがあります。
昼間に仮眠をとる際に、気をつけたいポイントを紹介します。
☆人が眠くなる時間は昼食後から14時くらい
昼食を食べてから14時くらいまでの間は、副交感神経も働き満腹感も持続するため、最も眠気が生じやすい時間帯です。
昼寝をするならば、この時間に済ませると眠気の解消や集中力の向上に効果的です。
☆昼寝の前にカフェインを摂取すると覚醒が促される
15分程度の昼寝でよりスッキリと目覚めるためには、昼寝の前にコーヒーや緑茶などのカフェインが含まれた飲み物を飲むのがおすすめです。
昼寝をしている最中にカフェインの血中濃度が高まり、スッキリと覚醒できるようになります。
ただし大量にカフェインを摂取すると、夜寝付きづらくなってしまうこともあるのでカフェインタブレットなどを利用するのは避けましょう。
「眠気」は、脳と体からのSOS。
無理に我慢するものではなく、眠気の原因に向き合い、解消に向けたアクションを起こすことで、心身の状態が改善されます。
よく休むことは、よく働くことと表裏一体。
眠り上手になって、人生のパフォーマンスを向上させてみませんか?