夏のマスク、熱中症になる?
こんにちは(^^♪西区接骨院です
5月に入り、暖かな空気と強い日差しの影響で気温が上がり、日中の最高気温が25度以上の日が多くなってきました。
今年の夏は、新型コロナウイルスの感染を広げないため、炎天下でもマスクをつけなければなさそうですね(*_*)
私もすでにマスクをつけていると顔周辺がもわっと暑く、息苦しくなってきました…。
これから夏がやってくることによってより暑くなっていきますが、果たしてマスクのせいで熱中症にはなるのでしょうか?
人間は通常、体温より低い冷たい空気を吸い込み、鼻の中や肺の中で温められた息を出します。
体から熱を奪いながら温かい空気が出ることで、体が冷やされるという仕組みです。
それがマスクをつけていると、より温かい空気を吸い込み、吐いた息もマスクでブロックされてしまいます。
つまり、体がより熱を持ちやすくなってしまうということです(+_+)
また、マスクをつけていることで呼吸に負担がかかるため、肋間筋や横隔膜を必要以上に働かせることになります。
運動しているのと同じ状態となるため、体温が上がり、これも熱中症のリスクとなります。
そして、マスクを着けているとのどの渇きを感じにくくなりませんか?
その理由としては、マスク内の湿度が上がるためです。
特に高齢者はもともと喉の渇きを自覚しづらく、知らないうちに脱水が進んで熱中症になりかねません。
そして外出の自粛で運動不足になると、汗をかいて体温を下げる体の準備が十分にできないほか、水分をためる機能のある筋肉が減り、脱水状態になりやすいのです。
今夏は例年以上に意識して水分補給をしましょう( 一一)!!
熱中症予防のポイント
1.3食をきちんと食べる
2.喉が渇いたなと感じ始めたら水分摂取(多量のカフェイン摂取を控える)
3.経口補水液を家族1人2本×3日分常備
4.クーラーをすぐつけられるよう調整
5.換気をこまめにし、湿度も高くならないよう注意
6.快適な環境でよく睡眠をとる(疲労も熱中症リスク)
7.人混みを避けた散歩や室内での軽い運動を行う