紫外線対策!
こんにちは(^^♪西区接骨院です
「日焼けするのは夏だし、紫外線対策なんてまだやらなくていいや~」なんて思っていませんか?
実は春の紫外線は意外と強いんです!
放っておくと恐ろしいことになるかも…!!
そこで今回は「日焼け」「紫外線」「日焼け止め選び」についてご紹介します。
紫外線はどうして肌に悪いの?
紫外線は、体内でビタミンDを生成し、健康を維持させる働きがあるため、ある程度浴びることが必要です。
しかし、紫外線の浴び過ぎは日焼け、シワ、シミの原因となります。
肌をすぐに黒くするのはUV-Aの影響
UV-Aは、日差しを浴びた後、「肌をすぐに黒くする」紫外線のこと。
これがメラニン色素をつくる色素細胞(メラノサイト)を刺激することで、メラニンが生成されて色素沈着が起こります。
実はこの「肌をすぐに黒くする」という反応は、紫外線が皮膚の奥深くまで浸透してしまうことから守ろうと、体内でメラニン色素が働くことによって起こる「皮膚の防衛反応」。
UV-Aは30~50%が表皮を通過して真皮に到達し、真皮にある弾性繊維を破壊するため、それが肌のハリなどに影響を及ぼし、シワやたるみなど肌の「光老化」へとつながってしまうのです。
肌に炎症を引き起こすのはUV-B
もう1つのUV-Bは「肌に炎症を起こさせる」紫外線のことで、肌がひりひりするやけどのような状態になります。
すべての紫外線の約5%を占めるUV-Bは主に肌表面で吸収され、UV-Aほどの「即時黒化」作用はないものの、肌色を黒くする作用があります。
そのエネルギーは強く、肌が赤く炎症を起こしてしまうのです。
これがシミ、そばかすなどの原因となります!
通常、肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)が正常であれば、日焼けによる色素沈着は次第に薄くなっていきます。
しかし、肌の機能低下や間違ったケアを行っていると日焼けが長期間残ってしまう原因となり、それがシミとして定着してしまうこともあります。
肌のターンオーバーが正しく行われるためにも、日頃からストレスを抱え込まず、規則正しい生活やバランスのいい食事を摂ることが大切です。
せっかくアクティブにお出かけしたくなる季節、対策を怠らず、日焼けによる炎症は早めに抑えて、肌をしっかりケアして楽しみましょう!
では次に、紫外線から肌を守る、日焼け止めの選び方をご紹介します。
日焼け止めのパッケージで見かける「SPF」と「PA」「+」という表示。
これはUV-A,UV-Bそれぞれから肌をどのくらい守ってくれるのか、数値等で表したものです。
では、「SPF」と「PA」の意味するものとはなんでしょうか。
■SPF
SPFとは、UV-B(※肌に炎症を起こさせる紫外線)に対する防止効果を示すものです。
SPFの数値は、日焼け止め化粧品を塗った場合、塗らない場合に比べて何倍の紫外線を当てると、翌日に肌がかすかに赤くなるかを示しています。
SPFは2~50、さらに50以上の場合は、「50+」と表示され、数値が大きいほどその防止力が高まります。
■PA
PAとは、UV-A(※肌をすぐに黒くする紫外線)に対する防止効果を示すものです。
PAは「PA+」~「PA++++」の4段階で表示され、「+」が多いほど防止力が高まります。
「SPFもPAも数値が高いものを選んでおけば安心でしょ?」と思うかもしれませんが、それは違います!
日焼け止め選びで大切なのは「どのくらいの時間、紫外線を浴びることになるか」ということです。
「面倒だから数値の高いものに…」というのはあまりいただけません。
特に乾燥肌や敏感肌の方が、数値だけで日焼け止めを選ぶと肌に余計な負担がかかり、肌トラブルを引き起こすもとになります。
日焼け止め選びに大切なのはTPOを考える事なのです!
では紫外線予防の日焼け止めは、日差しの強い季節だけでいいのでしょうか?
紫外線は晴れの日だけでなく、雨が降っていても曇っていても地表に届いています。
だからこそ「日焼け対策は1年中行う」のが基本。
日焼け止めを塗る以外にも防止や日傘、ストールなど、紫外線対策に有効なアイテムを活用してください!
ちなみに、アスファルトからの照り返し、なんていう思わぬ敵も潜んでいます、ご注意を!
そして日焼け止めは朝塗れば紫外線対策はOK、なんて思っていませんか?
「朝たっぷり日焼け止めを塗ったから、これで安心!」「今日はほとんど室内で過ごすし、持ち歩くのも面倒だし…」なんて紫外線を甘く見てはいけません!!
たとえたっぷり日焼け止めを塗っても汗をかけば落ちてしまいますし、室内で過ごしていたとしても、窓から差し込む日差しで日焼けしてしまうこともあるのです。
紫外線をしっかり防ぐために、日焼け止めの塗り直しは重要です!
まずはその日1日、どのくらいの時間紫外線を浴びることになるかを考えて、外出先ではご自身が塗りなおしやすいと思う日焼け止めを携帯し、数時間おきに塗りなおしてください。
特に紫外線が強い日、汗をかくときなどは、よりこまめな塗り直しをおすすめします。
そして、日焼け対策はちゃんとしているのに、それでも時々「ここだけ日焼けしてしまっている!」なんて気づくことはありませんか?
そんな「うっかり日焼け」ポイントは、
- 髪、頭皮
- 手
- 首のうしろ
- デコルテ
- 唇 …など
しっかり全身紫外線対策をしましょう♪
ちなみに、目からの紫外線も日焼けの一因につながります!
なぜなら、目に強い紫外線が入ると脳は防衛反応を示して、体内にメラニン色素をつくるよう命令を出してしまうからです。
紫外線は角膜にもダメージを与え、痛みや充血などの原因になります。
顔や体、髪だけでなく、日差しが特に強い現代は、目もサングラスでしっかりガードをして、目薬でケアしてくださいね!
いかがでしょうか?
生きている日々の中で今日が1番若いのです!
若い今のうちに紫外線対策をしておかないと、これから先お肌がシミやくすみだらけになってしまいます。
手軽にできるものなので、しっかり対策して、美肌を目指しましょう!