寝違えについて
こんにちは(^^♪西区接骨院です
今日は寝違えについて少し掘り下げていこうと思います!
寝違えとは?
昨日は痛くもかゆくもなかったのに、朝目覚めると突然首が痛くて動かせないということはありませんでしたか?
その症状を「寝違え」といいます。
誰にでも一度や二度の経験があると思います。
なかには頻繁になってつらいと悩まれている方もいるかもしれません。
寝違えはなぜ起こるのでしょう?
ちなみに「寝違え」は一般的によく使われる言葉ですが、病名ではありません。
寝起きに首や肩などに痛みがある状態のことを通称して「寝違え」といいます。
寝違えは睡眠時に同じ姿勢をとり続けてしまったことが原因で、首の筋肉に負担がかかって炎症が起こり、強い痛みがある状態を指します。
・症状として
寝違えの症状は、首から肩、背中にかけての痛みが主です。
筋肉の強いこわばり感などで、動かすと痛みがあります。
痛みのため、首の動きが制限されることがほとんどです。
左右のどちらか片方に痛みが出ることが多いです。
しかし、重症のものは両側ともに痛みが出たり、広い範囲が痛んだりしてどの方向にもほとんど首を動かせない状態になります。
- 朝起き上がるときに首に不快感がある、目覚めてから痛みに気がつき、起きあがるのに苦労する
- 首の後ろや横が痛い、急に首を横に回すと突っかかりを感じて痛みがある
- 首が痛くて自由に動かすことができない
- 首を動かすと肩甲骨が痛い
- 肩を動かすと首や肩甲骨が痛い
- 首を後ろに倒すと痛みが強くなり、前に倒すと痛みが和らぐ
など
寝違えると、当日から2~3日は激痛で首がほとんど動かせない状態となり、その後、痛みが和らぎ、少し動かせる状態に変化します。
・対処の仕方
寝違えてから2,3日間は、以下のように対処しましょう。
【激痛で首を動かせないときの対処法 その①】
まずは安静
そしてムリに首を動かさない
寝違えで首が激しく痛むのは、首の筋肉やスジに炎症が起きているからです。
まずは、できるだけ首を動かさないよう安静にしてください。
仕事や学校はお休みできるのであればお休みして、首に負担がかからない枕に頭をのせて横になりましょう。
休めない場合はなるべく首を動かさないように注意してくださいね。
もし痛みが強い場合は、頸椎カラーをして首を固定しましょう。
また、早く治そうとして、首をムリに動かしたりすると、悪化する恐れがあります。
【激痛で首を動かせないときの対処法 その②】
炎症を起こして熱をもっている箇所を冷やしましょう。
1.痛む場所に、氷のうやアイスパックを10分間ほど当てます。
2.その後10分間は何もせずにもとの体温に戻します。
3.上記を3回くり返します。
患部を冷やしたあとは、炎症を抑える効果がある冷湿布を貼ることをオススメします。
強い痛みは2~3日で和らいでいきますが、激痛でツライ場合は痛み止めの飲み薬を服用したり、痛み止め効果のある湿布を使用したりして痛みを緩和しましょう。
痛みが和らいだら、お風呂にゆっくりと浸かって身体を温めましょう。
身体を温めて血行がよくなると、回復に必要な多くの酸素や栄養素を患部に運ぶことができます。
・寝違えはなぜ起こる?
寝違えは、寝ている間に、不自然な姿勢で寝たり、首や肩、背中などに何らかの力が持続的に加わってしまったために、筋肉が炎症を起こしている状態です。
ふつうは寝ている間であっても、無意識のうちに寝返りを打って姿勢を変えます。
しかし、疲れがたまって熟睡したときや泥酔しているとき、狭い場所で寝返りが打てないときなど、不自然な姿勢のまま長時間寝てしまった後に起こることが多いのです。
そのほかに、姿勢が悪い、枕が体に合っていない、ストレスがあり常に体が緊張している、日中のデスクワークやパソコン、スマートフォンの見すぎ、体の冷えなども寝違えを起こす一因と考えられています。
寝違えが頻繁に起こる人はこれらの要因が日常化しているのかもしれません。
- 僧帽筋(そうぼうきん)
- 肩甲挙筋(けんこうきょきん)
- 胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
実は、これらの筋肉は”肩こり”にも関係しています。
つまり、ふだんから肩こりに悩まされている人は、これらの筋肉が疲労しているので寝違えを起こしやすいんです。
しかし、寝違えの原因を改善できれば、寝違えを予防することはできるので安心してくださいね。
睡眠時間が少ないと疲労が残りやすくなり、寝違えをおこす可能性が高くなります。
目安として、1日6時間以上は睡眠時間を確保するようにしましょう。
湯船にきちんとつかると、全身の筋肉がほぐれるので疲労がとれやすくなります。
また、湯船につかると一時的に体温が上がり、入浴後に体温を下げることができます。
私たちの身体は体温が低くなると眠くなるので、寝つきがよくなり睡眠の質が上がって疲労が残りにくくなります。
デスクワークの際は姿勢が悪くなりがちなので、筋肉がこわばって疲労がたまりやすいです。
以下のような姿勢を意識してくださいね。
- 首に負担がかからないように椅子を机に近づける
- キーボードを打つ手首を机に乗せて安定させる
- 目は画面から距離をおき、頭を突き出ないようにする
睡眠時の不自然な姿勢を防ぐために、自分の首に合った枕を使うことも重要です。
理想は、直立しているときの首のカーブを、寝ていてもキープしてくれる枕です。
枕を購入するときは、実際に寝転がって試したり、寝具の専門店でプロに選んでもらったりすることをオススメします。
ただ、頻繁に寝違えを起こしている場合や、寝違えの痛みが1週間ほどたっても改善しない場合は、寝違えではない可能性があります。
とくに、発熱や手足の痛み・しびれがある場合、感染症、腫瘍、骨の変形、ヘルニアなどの恐れがありますので、専門の医療機関を進めることもあります。
・自分でできる治す方法
ポイントは「わき」だったのです。
たくさんの神経の通った首を刺激するのではなく、まずわきを刺激して欲しいのです。
わきを刺激する方法は腕を回すこと!
腕を回すことで肩甲骨が動きます。(肩甲骨を意識して腕を回して下さい!)
首周辺を動かすことがポイントです!
肩甲骨を意識して動かすことで、筋肉が首や肩、背中と連動して動き、体をほぐすことができるのです。
痛みを感じるところは直接ではなく、間接的!ここがポイントです。
寝違えを治すには、腋窩(えきか)神経の血行をよくしてあげればよいのです。
- より強く痛みを感じる方の腕の力を抜きます。
- あげられるところまで、腕を後ろにあげて20秒キープし、これを2回くりかえします。
- 次に、ひじを曲げて腰に手を当てましょう。ちょうどベルトの位置のあたりに手のひらが来るのがベストです。
- 肩甲骨を縮めるような感覚で、20秒キープ。これを2回くりかえします。
こうすれば、腋窩(えきか)神経の血行がよくなって、首の痛みが取れやすくなります。
軽度な寝違えはこれを2回ほど行えば、だいぶ痛みが緩和するでしょう。
重度の寝違えの場合は4回ほど行ってください。
どうでしょうか?寝違えもなかなか難しいですね(+_+)
勿論首の痛みや寝違えは保険治療で治療できる場合がございますのでもし痛みや違和感がありましたらお気軽にご相談ください!
また、姿勢の悪さや長時間のデスクワークによる筋肉の緊張からくる身体の歪みは矯正治療で良くすることが出来ます♪
もし背中や肩、首などが突っ張ってる感じがしたらそれは姿勢の悪さから来ているかもしれません。
いつでもお気軽にご相談ください、お待ちしております!